『スマートマシンがやってくる』の感想

今回は『スマートマシンがやってくる』を紹介します。

【評価】(A~C)
 B

【概要】
この本はIBMの関係者が中心に、今後登場すると考えられる新しいコンピューターの特徴であるコグニティブコンピューティング(人間の認知に関わる情報処理の技術)について書かれた本です。
新しいコンピューターが生み出すイノベーションについて以下の観点で書かれています。
・学習システム
 基礎的な学習モデルを定義することで、コンピューター自身がそれを発展し、自己学習できるうになる。
 例)患者のデータを入力すると、治療についてアドバイスをする医師のアシスタントシステム
・ビッグデータ
 ボリューム、多様性、スピード、正確さが向上しビッグデータを有効活用することができるようになる
 例)経営層が企業のすべての活動情報を整理、分析しながら会議ができるシステム
・五感の拡張
 コンピューターが人間の五感と同じ感知が可能なセンサーを持ち、解析できるようになる
 例)医師の代わりに、医療画像を解析するシステム
・データ中心のコンピューター
 ビッグデータを収集した場所で処理する専門のハードを作ることで、転送と分析が飛躍的に向上する。
 例)すべての家電をつないだスマードグリッド
・物理構造
 量子コンピュータなどの新しいアーキテクチャによる処理能力が飛躍的に向上する
 例)分子レベルからの設計による産業のイノベーション

【感想】
この本は、お客様の管理職の方がIBMのセミナーに参加した際にもらったものを、いただいたものです。
内容としては、今のIBMの研究の内容から、近未来のコンピューターの可能性を探ったものでした。
実際にTVのクイズ番組で人間に買ったコンピュータの話から始まり、それを発展させていくことで概要に書いたようなシステムが登場するという考察が、実際の研究に触れながら丹念に描かれていました

想像以上の事ができるようになる驚きがある一方で、あくまで現在の社会の延長線上でしか描かれていないのが少しもったいないと感じました。
実際にこういったスマートマシンが登場すれば、今まで想像もできなかったような社会の変化が訪れるのではと感じる本でした。

**その他のビジネス書の感想は、こちらをご覧ください。

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東京のソフト会社で、社内トレーニング他の間接業務をやってます。
ライフハックを仕事やプライベートに取り入れてよりよい生活ができるように奮闘しています。

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